ハナヤスメ

匂いと香りの徒然

2025年7月の投稿2件]

2025年7月31日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

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Monsieur EDP(3ml・サンプル)/Bienaimé

去年の冬にサンプルを購入し、手首にのせた時の印象が「ヒンヤリと冷涼感のあるフゼア」でした。
そして今、地獄の酷暑でつけてみたらどうなるか…という事で膝と手首に付けてみた感想です。

トップ:ベルガモット、ジンジャー
ミドル:バーベナ、ナツメグ、ゼラニウム
ベース:シダー、ベチバー
(公式サイトより)

出だしの香り方としては、男性向けの香りによくあるカキーンと固めの柑橘系。
(シトラスというカタカナより柑橘という漢字の方がしっくりくる)
ほどなくしてバーベナが主張してくるけど、とてもスマート。
バーベナのパキっとしたグリーンから、ゼラニウムのフローラルへの移行がグラデーションのような滑らかさ。
ベースのウッディも力強いというものではなく重たく感じないので、トータルで軽めフゼアだな~と思いました。
優顔ムッシューかな?

フゼア系は苦手意識強めなんですが、Bienaiméのムッシューならむしろ好んで付けたい香り。
纏えるフゼアが現れた…!

あと、ラストに若干のパウダリー。
冬に試した時はわからなかったのですが、気温によるものなのか暑さ故のパウダリーなのか(パウダリー大好物)
冷涼感は大正解で、ムワムワの暑さに身に着けられる香りだと思いました。
そして…結構跡形もなく消える。
手首は弱く残るけど、膝に付けたものは2回目のつけ直しすらびっくりするくらい跡形なし。
おじさんにならず、さっぱり纏えて真夏に似合う上品フゼアでした。

気温や季節によって、だいぶ違う印象になるんだな~っていう体験も楽しかったです。
サンプル使い切るまでにはボトルお迎えしたい…!

#bienaime

2025年7月5日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

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HABIT ROUGE SPIRIT×Hennessy P(100ml)/GUERLAIN

手首のみ・ウエストのみ・膝のみ、という感じでそれぞれに付けて一日過ごしてみました。
あとは寝香水として胸元に。

付けたては洋酒のほの甘い香り。これがコニャックの香りなんだろうか。

【意外①】
ミドル以降、クリーム香な雰囲気になってった事。
身も蓋もない例えだけど、いわゆるオロナイン香のような(でも断言できる香りではない)クラシックな感じ。
ブランデー系の甘さと辛さを感じるお酒系の香りだと思ってたんですが、クラシカルな重厚感?!という驚きでした。これはウエストに付けたとき感じました。
アイリスの粉っぽさに弱いレザー香が重なったのがクリームっぽく感じたのかなと思ったんだけど、レザーって思ってる部分はナツメグなのかな。
【意外②】
パウダリーな甘さの後ろから華やかなフローラルも感じて、メンズ向けの香水の割にこんなにフローラル出るの?という驚き。これは胸元とか手首に付けたとき感じました。自分好みの香りだったので、おもしろくて嗅ぎまくり。前に出てこないで後ろから存在だけ香らせるっていう感じがツボでした。あとは私はパウダリーが大好き。

ヘネシーコラボという事はつまり、コニャック香水?!と発表当時から気になっていました。
お酒系香水好きでも、お恥ずかしながらコニャックは飲んだ事ないので香りが分かりようないのでは…と、買ってから気付く。お馬鹿にも程がある。
トップの洋酒感がコニャックの香りを表現してるのかな~と想像を膨らませつつ、いずれ飲んでみたい。
ラストはふわふわバニラが終始漂っていて、涼しい・寒い季節にぴったり。夏が終わったらガンガン使っていきたいところです。
(もちろん暑い季節に敢えてバニラ付けるのもアリだと思ってます)

ゲラン香水はオマケや購入したり頂いたりで馴染みはありますが、何気にボトルで購入した事がなく…というわけでお初ゲランがアビルージュ!
しかも今回のヘネシーコラボは、買う・買わないの自問自答をすごく繰り返して予算の都合上「買わない」を決断したのに、限定だけど思いのほか潤沢な品数らしくて予算の目途がついた頃にもまだ買えたため購入に至った…という感じです。
気になってはいたし、香り自体も大好きなものだったので買えて嬉しいな。

確かゲランは2028年に創業200周年になるので、その200年目の節目で何か凄くいろいろ…限定含めて凄くいろいろあるのでは…と、ほんのり期待しながらゲラン積み立て進行中です。

#guerlain